いつまでも光り輝く金ですが、額自体の素材が木材である以上劣化はさけられません。経年に伴う変化が味や深みの要素となることを重要視し、長持ちしつつ自然な劣化の過程をたどる塗料を適宜選定し使用しております。金箔、銀箔等の箔押しはかまぼこ文字の仕上げにも。表面にクリアコートを施していますので屋外対候性があります。
金箔看板について
製作例
金箔看板の一例
詳しくは金箔看板製作例をご覧下さい。
山号額とは
寺院の名称に冠する称号を山号(さんごう)といい、この山号を額の形で装飾したものが山号額と呼ばれます。比叡山延暦寺の場合”比叡山”の部分を山号、”延暦寺”の部分を寺号と呼びます。寺院によっては山号のないところもありますが、寺号のみが表記される場合であっても、山号と呼ばれることがほとんどです。
神額とは
神社仏閣や城門や茶室などの伝統建築物のほか、学校やトンネルなど近代の公共建造物などに掲げられる看板を扁額(へんがく)といいます。扁額の中でも、神社の鳥居や社殿の正面に据えられた額は神額と呼ばれ、神社の名称や祀られる神様の名前が書かれています。扁額の定義に従えば、山号額も扁額の1つに捉えてもおかしくはないのですが、不思議なことに山号額を扁額に含めて考えられることはほとんどないようです。