興禪寺様欅製扁額金箔仕上げ製作

天真館山号額設置

w1500×h485×57㎜厚、欅製の扁額金箔仕上げを製作設置させて頂きました。

天真館原稿

こちらがお預かりした原稿。素晴らしい筆文字。鮮やかです。

興禅寺様天真館欅板材

木材は全てが一点物ですので出会いは一期一会。味のある木目は雲の流れのようで住職様にも気に入って頂けたようでした。この木材に彫刻します。

真文字彫刻

まずは彫刻。額彫り蒲鉾仕上げ(蒲鉾彫り)

真文字彫刻金箔下地

箔押しは下地作りが重要です。

真文字蒲鉾彫り金箔押し

そして金箔押し。私としてはこのままの輝き、古来からの金の光り方をキープしたいところです。クリアコートすると表面の輝き方が変わりますので。しかし屋外耐候性を考慮するとそうも言っていられません。

真文字金箔押しクリアコート

無黄変ウレタンクリアで表面をコーティングします。

天真館文字金箔クリアコート

完成しました。

天真館金箔扁額完成

木目と文字が美しいです。

興禅寺天真館金箔扁額設置全景

取付金具も製作しております。傾斜角が調整可能です。設置完了。

ジンギスカン街道で有名な長野県信州新町にお越しの際には是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。興禅寺様はとても広い敷地の素晴らしいお寺です。

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